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今回ご紹介する成功事例はプラスチック製品を製造するJ社様の事例です。
J社様では「作業の効率化、生産性の向上」に課題を抱えていらっしゃいました。
J社様では一日に大量の製品を一個ずつポリ袋に包装する、という作業があり、この作業をスピードアップさせる方法についてご相談頂きました。
そこで弊社が提案させていただいたのはフィルムの表面に凹凸をつける「エンボス加工」です。
通常のポリエチレンフィルムですと、表面が平滑な上、静電気を帯びやすく、一枚一枚を取り出すのに手間取ってしまうことがあります。
一枚だけ取り出したいのに、もう一枚くっついてきたりすることも。
こうした面倒さに対応するため、フィルムの表面に凹凸を加工しました。
これを「エンボス加工」と呼びます。
ちなみに、「エンボス」という言葉は、一般的には表面を浮彫にするときによく使われます。
このエンボス加工を施すことによって表面に凹凸ができ、 接着面積が少なくなることで、フィルム同士が密着しにくくなるというわけです。
J社様でも作業スピードが上がり、課題としていた「生産性向上」の目玉プロジェクトとして採用されました。
凹凸の模様の種類や、製造可能サイズにそれなりに制限はあるものの、ご使用頂くと作業性がアップする可能性があります。
汎用ポリを使用したグレードと、添加剤が使用されていない無添加ポリのグレードもございますため、使用される環境に合わせてご検討頂くことが可能です。
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