ポリ袋の厚さは、フィルム製膜時に管理が必要な重要項目です。
厚さ不良が発生した状態で製品を製造していくと、その後のポリ袋加工での不具合も発生します。また、ポリ袋をお使い頂く際にも様々な不具合が発生してしまうため、注意が必要となります。

【フィルム厚さ不具合による懸念点例】
・ロール品を製膜時に蛇行が発生し、傷やシワが発生する可能性がある
・ロール品の巻き上げ状態で、フィルム表面上の凸凹(コブ)や、巻きズレ、外観の違和感を感じる場合がある
・袋のシール時に熱が伝わり過ぎ、フィルムが伸び、シール際の強度が弱くなる
・適切にシール加工がされず、シール強度が弱くなってしまう(シール剥がれ)
・袋長さのバラつきが大きく出てしまう可能性がある
・袋を使用する際、薄い部分から破れが発生してしまう可能性がある

但し、やはり完全に均一なポリエチレンフィルムは存在しないのが実情です。例えば、細幅チューブと広幅チューブであれば、細幅品の方が厚みのバラつきが発生しやすいという特徴もあります。表面積が小さいため、熱や圧力が均一に分散されにくいためです。

そのため、当社加工時においては、シックネスゲージによるフィルム厚さ検査、引張試験によるシール強度検査、外観検査などを行うことで、お客様が安全にご使用頂ける製品をご提供できるよう、品質管理に努めております。

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