アルミ蒸着フィルムの特徴
2025.06.20
1)アルミ蒸着フィルムの特徴
アルミ蒸着フィルムは、非常に薄いアルミニウムの層を
プラスチックフィルムの表面に蒸着させた素材です。
その製造方法と優れた特性から、様々な分野で
幅広く利用されています。
〇製造方法
アルミ蒸着フィルムは、真空蒸着法という方法で作られます。
高真空状態でアルミニウムを加熱し、蒸気として気化させます。
フィルムへの定着:気化したアルミニウム蒸気を、
PET(ポリエチレンテレフタレート)やOPP(二軸延伸ポリプロピレン)、
CPP(無延伸ポリプロピレン)、ONY(二軸延伸ナイロン)などの
プラスチックフィルムの表面に付着させ、
極めて薄いアルミニウムの層を形成します。
このアルミニウムの薄層が、フィルムに様々な優れた機能を与えます。
〇アルミ蒸着フィルムの主な特徴と効果
・優れたバリア性能
ガスバリア性:酸素やその他のガスの透過を
大幅に減少させ、内容物の酸化や風味の劣化を防ぎます。
・防湿性
水蒸気の透過を効果的に防ぎ、湿気による内容物の
品質低下を抑制します。
・保香性
内容物の香りが外部に漏れるのを防ぎ、
同時に外部の匂いが内容物に移るのを防ぎます。
・光線遮断
紫外線、可視光線、赤外線を遮断し、
光に弱い内容物を保護します。
これにより、変色や品質劣化を防ぎます。
・加工性:
アルミ箔単体よりも柔軟性があり、ヒートシール性にも
優れているため、様々な形状のパッケージに加工しやすいです。
(単体では加工しずらく、他のフィルムと貼り合わせて、
ラミネートして使用されます)
・柔軟性
アルミ箔と比較して柔軟性が高く、折り曲げても
ピンホール(小さな穴)が発生しにくい特性があります。
・印刷・ラミネート適性
印刷がしやすく、他のフィルムや紙など様々な素材との
ラミネート(積層)が容易です。
これにより、目的に応じた多機能な複合材料を
作り出すことができます。
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▼編集後記
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