滑りにくい袋で作業効率カイゼン

2009.07.07

平成21年7月5日号 バックナンバー

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滑りにくい袋で作業効率カイゼン…フォロー訪問レポート vol.3

今回は、神奈川県の化成品メーカー・O社様のフォロー訪問レポートをお送りします。

O社様で製造された化成品は、袋に包装された後、パレット積みされて出荷される仕様になっています。1枚の袋には十数キロの重みの製品が入るので、人の力で持ち上げるものとすると、重いほうの部類に入ります。

そんな中、O社様の現場では、パレットに製品を積み重ね、しばらく保管しているうちに、袋がパレットからずるずると滑り落ちるということが起りました。

もともと重さのあるものですので、荷崩れが起こると大変です。せっかく積み上げた製品をもう一度積み上げるのは非効率なだけでなく、オペレーターさんの疲労や怪我にも繋がります。

また、滑り落ちたときに衝撃で袋が破れ、中身が飛び出してしまうかもしれません。

そこで、O社の担当者様は、当時ポリ袋を購入していた会社に、「もっと滑りにくいものがないか?」と問い合わせてみました。しかし、何度か問い合わせしたものの、解決する方法の提案がありません。やむを得ず、インターネットで「滑りにくい袋」を探してみることにしました。

そんなときに見つかったのが、弊社のウエブサイトです。

問い合わせしてみると、「低スリップタイプ」というポリ袋が良さそうでした。低スリップタイプのポリ袋は、主に、肥料や土といったパレット積みされるものの包装で使用されており、一般のものよりもずっと滑りにくい特徴を持っています。

この特徴がO社様のご希望にマッチし、お取引いただくことになったというわけです。

使い勝手について質問させていただいたところ、パレット積みしても滑り落ちないのでハンドリングが良くなったというコメントを頂きました。結果として、作業効率が改善されたとのことです。

今回ご購入頂いた製品

「包装技術ねっと」に新カテゴリが登場

「包装技術ねっと」のトップページに新カテゴリを作りました。タイトルは「ものづくりの課題を解決します」です。

このカテゴリでは、弊社に寄せられた「困ったこと」をフィルム製品で解決した事例について掲載しております。

  • お客様はなぜ困っていたのか?
  • どんな解決方法を提案したのか?
  • その解決方法でどんな効果が得られたのか?

という流れで、弊社のご提案をご紹介いたしております。現在は、「防錆ポリ袋の活用で数百万円のコストダウン」「パネルのキズを防止する驚異のポリ袋」など6つの事例を掲載しております。

別の業界で起った事例が、ひょっとすると御社でも活用いただけるかもしれません。ぜひ、ご覧下さい。

◇「いつか使える」情報のコーナー

ブランコ(遊具) について

深夜の公園で一人でブランコに座っている若い女性あるいは中年男性は、寂しい人を象徴するシーンとして映画やテレビドラマなどでよく使われる。(黒澤明「生きる」など)

※ウイキペディアより引用

▼編集後記

原油価格が高騰しています。石炭も鉄鉱石も小麦も高騰しています。

アメリカのインフレ志向が、早速素材価格高騰という形で目に見えているのかもしれません。

こうした大きな流れに、私たちは、どう対応していったらいいのでしょう。頭が痛い問題ですね。

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